インタビュー特集①藤堂バロン

2011年4月12日にphoto artの藤堂バロンさんにインタビューをしました。

 

インタビュアー = イン)

藤堂バロンさん = 藤堂)

 

 

 

イン)藤堂バロンさんのphotoアートのこだわりを教えてください。

 

藤堂)こだわりはいくつかありますが、何よりもまずアングルです。

   写真の面白いところは色んなものの視点を持てることです。

   つまり175センチの人が見る世界は、

ほとんど地上175センチからの世界だけなんです。

 

イン)なるほど。でも『クリスタル蟋蟀(こおろぎ)』のような

   地面スレスレの写真になると寝そべらないとファインダーを

   のぞけなくないですか?

 

藤堂)いいフリをありがとうございます(笑)

   そうなんです。『クリスタル蟋蟀(こおろぎ)』のような

   地面スレスレの写真を私は蟻(あり)目線と呼んでいるの

   ですが、この蟻目線は私が最も好きなアングルです。

だから、いちいち寝そべらなくてもいいように

私が使うカメラは必ず可動式の画像確認画面が付いている

ものを選んでいます。

 

イン)いちいち寝そべっていたら、怪しまれますもんね(笑)

 

藤堂)はい。あ、でも可動式の画像確認画面を用いても蟻目線で

   写真を撮るときはやっぱり気をつけますね。

   盗撮と勘違いされかねないので(笑)

 

イン)確かにそうですね。

 

藤堂)あと、実はファインダーをのぞかない理由がもう一つ

   あります。

   『クリスタル蟋蟀(こおろぎ)』にしても

   『インパクト蝶々(ちょうちょう)』にしても、

カメラレンズと数ミリしかない距離で撮影してるんです。

そういう写真が撮りたいと思ったときにファインダーを

のぞいて撮影をしようとすると、

どうしても被写体の生き物と私自身との距離が

近くなりすぎてしまい、さすがに逃げられてしまうんです。

 

イン)私からしたら、カメラだけでもそこまで近づけるのが

   不思議です。

 

藤堂)もちろん成功率は低いです。

   あの『クリスタル蟋蟀(こおろぎ)』の蟋蟀を

   撮影したときも、あの一匹と2時間半向かい合って、

   ようやく撮れた一枚なんです。

 

イン)もう執念ですね。

 

藤堂)いや、ホント私の撮影スタイルは“執念”ですよ。

 

 

 

イン)最後に藤堂バロンさんの夢を教えてください。

 

藤堂)夢はいくつかあるのですが、ひとつ上げるとしたら、

   ベリーズに旅行に行くことですね。ビジネスクラスで!

 

イン)ベリーズって、どこかの国ですか?

 

藤堂)はい。中米のメキシコの南の方の小さな国です。

 

イン)どうして、ベリーズなんですか?

 

藤堂)ベリーズはオーストラリアのグレートバリアリーフと

   並ぶほどのきれいな海があるんです。

   豊富な生き物と美しいサンゴが澄んだ海で優雅に

   生きているんです。

 

イン)海がきれいなんですね。

   でも、こう言っちゃアレですが、オーストラリアだと

   だめなんですか?

 

藤堂)よくぞ聞いてくれました!

   有名なのは今言った海なんです。

   海のきれいな国として有名なんです。

   でも、実は私が訪れてみたい理由はそこだけじゃないんです。

   人の目がとてもきれいなんです。ありえないぐらいに。

   老若男女、みんな笑顔で海と同じ澄んだ目をしてるんです。

   写真と映像でしか見たことがないのですが、

   「あ、ここが楽園なんだ」

   と思うくらいみんな幸せそうでした。

 

イン)魅力的な国ですね。なんだか私も行ってみたくなりました。

   でも、そんな澄んだ目をした人たちを見に行く旅を

   お金にモノを言わせたようなビジネスクラスで

   訪れる理由を私が納得するように説明してください(笑)!

 

藤堂)あ、やっぱそこひっかかりましたか(笑)?

   そこはアレです。

   さすがに地球の裏側までエコノミーで行くと

   腰がやられるかなと(笑)。

 

イン)なるほど! 納得しました。

 

藤堂)はやっ!

 

イン)夢、叶うといいですね!

藤堂バロンさん、貴重なお時間ありがとうございました。

 

藤堂)あ、こちらこそ。

   ありがとうございました。

 

 

 

*インタビュアー:7ColorArtist事務局